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アフリカ 基本情報

マリの基本情報

Basic Information about Republic of Mali

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マリは、アフリカ大陸西部に位置し、北にアルジェリア、東にニジェール、南にブルキナファソ、コートジボワール、南西にギニア、西にセネガル、モーリタニアに囲まれた内陸国です。
国土の半分以上は砂漠、半乾燥地帯で、人口の大部分は南部に集中している。
1960年9月22日フランスより独立。

マリの基本情報

正式名称:マリ共和国 / Republic of Mali
首都:バマコ / Bamako
人口:1,530万人
面積:124万km²
人種・民族:バンバラ,プル,マリンケ,トゥアレグ等23以上
宗教:イスラム教(80%),伝統的宗教,キリスト教
言語:フランス語(公用語),バンバラ語等
通貨:CFAフラン 1CFAフラン = 0.2円
日本との時差:-9時間
サマータイム:なし

マリの国旗

マリの国旗は、旗竿側から緑、金、赤の縦三色旗で、現在の国旗は1961年3月1日に制定された。緑は肥沃な土地を、金は豊富な天然資源を、赤はフランスから独立するために流された血を象徴している。

マリの気候

マリには3つの主要な季節がある。3月から5月は暑く乾燥していて、6月から10月までは雨季で気温は低く湿度は高い。11月から2月までは涼しくて乾燥している。12月には非常に乾燥した貿易風(ハルマッタン)が吹く。

マリの広大な北部の砂漠地帯は砂漠気候(ケッペンの気候区分ではBWhに分類される)に属し、非常に暑い夏とわずかな降雨量が特徴。

中央の地域はステップ気候(ケッペンの気候区分ではBShに分類される)で、年間を通して非常に高温で、長い乾季と不規則な雨季がある。

南の地域はサバナ気候(ケッペンの気候区分ではAwに分類される)で、年間を通して非常に高温で雨季と乾季がある。

マリのほとんどの地域では、降水量はごくわずかで頻繁に干ばつが起きて問題になっている。

トンブクトゥ、タウデニ、アラワーヌ、ガオ、キダル、テッサリトの最も暑い月は、地球上で最も暑い場所のひとつで、4月の平均気温が44度にもなる街ケーズは、年間を通して極端な暑さのせいで「アフリカの圧力鍋」と呼ばれている。

訪問する最もよい時期は11月から2月の涼しい乾季の間でしょう。

バマコ

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温(℃) 34 37 39 39 38 35 32 31 32 34 35 34
最低気温(℃) 16 19 22 24 25 23 23 21 21 21 18 16
降水量(mm) 0 0 4 18 50 120 224 290 178 64 4 1

トンブクトゥ

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温(℃) 29 33 36 39 41 41 38 36 38 38 34 30
最低気温(℃) 12 14 18 22 25 27 25 24 24 22 17 14
降水量(mm) 0 0 0 1 4 16 50 72 30 3 0 0

マリの祝日(2022年)

1月1日 元日 / New Year's Day
1月20日 軍隊記念日 / Army Day
3月26日 殉教者の日 / Martyrs' Day
4月14日 イースターマンデー / Easter Monday
4月15日 ウィットマンデー(聖霊降臨祭の翌日) / Whit Monday
5月3日 ラマダン明けの大祭(イド・アル=フィトル) / Eid al-Fitr
5月25日 アフリカの日 / Africa Day
7月10日 犠牲祭(イード・アル=アドハー) / Eid al-Adha
9月22日 独立記念日 / Independence Day
10月8日 預言者ムハンマド生誕記念日 / The Prophet's Birthday
12月25日 クリスマス / Christmas Day

マリのビザ

マリへの入国にはビザが必要です。

必要書類
・申請書3枚
・6ヶ月以内に撮影された写真3枚(4x4cm)
・パスポート(残存期間6ヶ月以上)
・パスポートのコピー
・復路の航空券
・返信用封筒(郵送の場合)
・未成年者の単独旅行の場合は両親の許可証明書(両親の身分証のコピーも)
・査証代:7500円(郵送の場合は+4000円)

受付時間:10:00〜12:30(月〜金)
受領時間:13:30〜16:00(月〜金)

http://www.ambamali-jp.org/eng/visa/information/

マリ大使館

〒141-0021
東京都品川区上大崎3-12-9
03-5447-6881

マリ渡航に必要な予防接種

黄熱病の予防接種が必要です。(渡航先がサハラ砂漠のみの場合は必要なし)

推奨されているもの(義務でなない)
ご自身の旅行プランに合わせて接種してください
A型肝炎、B型肝炎、腸チフス、ポリオ、狂犬病(犬、野生動物と接触)、髄膜炎菌性髄膜炎(12月〜6月)

マリの治安

現在、マリは国内全域が危険な状態です。北部一帯は危険レベル4(下記地図の斜線部分)、首都バマコ周辺がレベル2、それ以外の地域がレベル3と非常に危険度が高い。

外国人を標的にしている暴力的な過激派武装グループであるイスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)やアル・ムラービトゥーンがマリ国内で複数のテロ攻撃を行い、トンブクトゥやブルキナファソの国境線沿いで誘拐事件も起こしている。
2015年11月20日、AQIMとアル・ムラービトゥーンは、首都バマコにある高級ホテル、ラディソン・ブル・ホテルを襲撃し、20人の外国人を殺害。2016年3月21日、AQIMは欧州連合マリ訓練ミッションの本部と滞在地のホテル・アザライ・ノール・シュッドを攻撃。
首都のバマコを含む全国でテロ攻撃の可能性が高い。

マリ国内で邦人の被害はまだでてはいないが、2014年11月、深夜、フランス人がカージャックに遭い、武装グループに殺害されている。凶悪犯罪は、深夜、特に金曜日と土曜日に発生する傾向にある。

テロ以外にも軽犯罪が多く、人が多く集まる場所でスリ、ひったくり、置き引きなどの窃盗事件が後を絶たない。

マリの状況は依然として不安定なままです。マリにある4つの世界遺産もすべて危険レベル4の地域にあるので、しばらく(いつ行けるようになるかわかりませんが)、渡航は諦めたほうがよいでしょう。

危険情報

レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告) ※マップ赤斜線部分
トンブクトゥ州、キダル州、ガオ州、モプティ州、セグー州北部、クリコロ州北部、カイ州北部

レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告) ※マップオレンジ斜線部分
セグー州南部、クリコロ州南部、カイ州の一部

レベル2:不要不急の渡航は止めてください ※マップ黄色斜線部分
首都バマコ周辺

出典:外務省 海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/)

マリにある世界遺産

文化遺産
ジェンネの旧市街(1988年)
伝説の都市トンブクトゥ(1988年)
アスキア墳墓(2004年)

自然遺産
なし

複合遺産
バンディアガラの断崖(ドゴン人の地)(1989年)

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